今回はちょっと違ったところでの使用例のご紹介デス。

ワタシもお風呂大好きデス。

これは何のためにあるのデスカ？

もちろんその意味もあるのじゃが、かけ湯、シャワー等が隣の人に飛び散らない役目もあるんじゃ。

ナルホド。この前、銭湯で隣の人にお湯が掛かってしまい怒られたデス。ルール難しいデス。

でも普段は天然石を使っている事が多いですよネ？

なんでパリトーンなんデスカ？

ワシがお答えしよう！

天然石には石の生成過程で生じる、非常に小さい穴「細孔」があるのじゃ。

お風呂場と言う非常に湿度の高い環境下ではカビが発生しやすい環境と言える。

その為、ぱりとん君が言うように吸水してしまうと、カビや雑菌の繁殖を抑える為に、場合によっては強い洗剤を使用する事があるのじゃ。

それは汚れによるな。

強い酸性洗剤を使えば全部綺麗になるわけじゃ無いんじゃ。
いわゆるお風呂場での4大汚れとして、

アルカリ性の汚れの1.水垢　2.白い塊（原因は炭酸カルシウム）は酸性洗剤で中和して落とす。
3.カビ　4.バクテリア、雑菌などが原因のぬめり　除去・予防には塩素系アルカリ洗剤が効果的なのじゃ。

そうゆう事じゃ。
さて、天然石の場合、酸アルカリに対しての耐性はどうだったか？

正解じゃ。もちろん清掃もプロが行い、適した洗剤を使用すればそんなことは起きないんじゃが、希に「清掃を依頼したら光沢が落ちたから張り替える事になった」と言う例もあるくらいじゃ。

ほかに方法は無いのデスカ？

対策として、天然石にガラスコーティングを施す場合もあるんじゃ。これはお風呂場に限らず水回り、外壁にも採用される方法じゃな。

まぁ、そう言う事じゃな。

当然コストもかかるし、あくまで塗布剤じゃ。
塗り方や自然乾燥・焼き付けによって期間はことなるんじゃが・・摩擦等による剥離は当然ある。

作った物を美しく長持ちさせるのは大変デス。

そうですヨ。なぜなかったデスカ？

隔て石という事はどちらの面も人の目につく場所じゃな。じゃからどうしても両面磨きにしなければならない

もちろん磨くだけなら簡単なんじゃが、結晶化ガラスの特性上、内部に気泡があるので裏面を磨いても気泡が多数でてしまう。
そこで今回特別に両面磨き用にザラメの大きさ、並べ方、加熱方法などを隔て石様に特別に作り上げたわけじゃ！

そーゆー事じゃ。

まとめるとこんな感じじゃ

ですね。私が気になるのはこの曲線の多さデス。

それはパリトーンの厚みに秘密があるのじゃ。

結晶化ガラスのPSシリーズは18mmが基本じゃ。
じゃから今回の施工も18mmで行っておる。

なんじゃ？

それはワタシが。天然石の場合、標準は40mm程度が一般的な幅デス。もちろんデザインで幅を変える事は多いデス。その分金額が高くなってしまう場合がアリマス。

一概には言えないので見積もりご希望の方はこちらまで。

ただあまり細くて尖っているとお風呂場では危ないので、曲線を多くしてるデスね。他にも薄くて角があると尖っている様で少し怖いです。これをデザイン的に和らげたデスカ？

その通りじゃ。他にも気になる点は？

足元も少しくぼんでます。これはケガしないようにデスカ？

そうじゃ。
どうしても場所柄、みな裸足なので少しでもぶつけるリスクを減らしているわけじゃ。

デスね。私にはわかる。優しい設計デス。

本件の詳細はこちらじゃ

また両面磨きの特注品なので、納期は通常2.5ヶ月程度かかるので要注意じゃ！