ぱりとん君の思う「黒のイメージ」ってどんなのがあるかのぉ？

そうじゃな。他にも心理的イメージとして高貴、神秘、威厳。
少し変わったところで重量色、硬い。等もあるんじゃ

うむ。人は明るい色程軽く感じ、暗い色程重く感じてしまうものなのじゃ。

では、段ボールって何色が多いかのぉ？

一般的に見るのは茶色が多いのぉ。
ただ引っ越しで使う段ボールは何色が多いと思う？

そうじゃ。宅配便等を含め段ボールや梱包の袋等も白が非常に多くなっておる。

そう言う事じゃ。

それで今回はこちらの門扉の施工例じゃ。

そうじゃ。外部で使用できる黒いガラスと言うのもなかなか珍しくてな。

うむ。
ブランド品などを取り扱うお店では、「高級感、気品の高さ、落ち着いたイメージなど」を重視するところが多い。
一方で、一般的なお店などでは「気軽に入れる」様に明るい色を取り入れる事が多いからのぉ。
その結果、黒の使用率は低くなると考えられる。

もちろん。その会社のイメージカラー、戦略によって使い分けているので一概には言えんが・・・

他にも黒いガラスを使おうとする場合、例えばカラーガラスではメーカーにもよるんじゃが、「内装用」としているガラスも多くてな。

一般的なカラーガラスは、フロートガラスに特殊な塗料を何度も重ね塗りして、焼き付けたガラスじゃ。
じゃから剥離の心配と言うよりかは、塗料に対する紫外線の影響等を考慮して「内装用」としている様じゃ。
内部で使う場合でも、直射日光があたるところでの使用を禁止している物もあるくらいじゃからな。

ＩＨ調理器のトッププレートにも使われるくらい耐熱性にも優れ、膨張率も非常に低いんじゃ。

これは工事の途中の写真なんじゃが・・・

厚みなんと4mmなんじゃ！

それもこの黒のみ限定じゃ。

今回は薄いので全部圧着張りで行っておる。
4mmなので非常に軽量になり、施工効率も非常に良かったんじゃ。

そうじゃな、こちらの研磨品だと現在のところ700mm角が最大寸法じゃ。
但し、もう少し大きく作れるように現在開発中なのじゃ。

ただ気を付けて頂きたい点があるのじゃ。

どうしても艶がある黒は、触れば指紋が目立つと言う欠点もある。じゃからこうした特徴を理解して頂いたオーナー様でにないとお勧めは難しいのぉ。
もちろん、艶無しの黒だと指紋は目立ちにくいんじゃが。