結晶化ガラスは本当に浸み込まないのか?【ぱりとん君の実験室】

ぱりとん君の実験室

第一章 結晶化ガラスは本当に浸み込まないのか?

ぱりとん君
さぁ!やってきました!ぱりとん君の実験室!!
ここでは「実際に」やってみたらどうなの?という疑問を実演を兼ねてやっていきますよ~

黒子
私目が助手をさせて頂きます。

ぱりとん君
え?君は・・・?

黒子
黒子ゆえ、目立つわけにはいきませんので、、、

ぱりとん君
あ・・・そう。
まあ進めていくので協力お願いね。

黒子
御意。

 

パリトーンと天然石の吸水(浸み込み)比較実験

ぱりとん君
今回は結晶化ガラス建材の最大のメリットともいえる吸水率0.0%。これを実際に検証してみましょう。

黒子
して、その真意は?

ぱりとん君
ん・・・まぁメリットとして謳っているのに、他の部材と同じようなら強みにならないしね。
きっちり証明しようと思って。

黒子
仰る通りで。

ぱりとん君
なんだかやりにくいなぁ。

ぱりとん君
と、とにかくはじめるよ~

ぱりとん君
吸水の状況が見てわかるように、色付きの水を用意して!

黒子
では赤色スタンプ補充液を!

DSC_6259

ぱりとん君
比較する天然石は?

黒子
ダコタマホガニー(御影石)をご用意しております。

ぱりとん君
実験するパリトーンは?

黒子
浸み込んだらすぐにわかるように、PSホワイトにて勝負!!

ぱりとん君
勝負って・・・

ぱりとん君
じ、実験方法は?

黒子
⑴色水溶液を滴下し、18時間放置。
⑵やわらかい布で水拭き。
⑶目視にて浸み込みを確認。

ぱりとん君
準備OKだね

 

吸水実験開始

 

ぱりとん君
じぁあ、実験開始ね!

黒子
はい。

dropping

 

ぱりとん君
こうやって、パリトーンとダコタマホガニーに水溶液を垂らして・・・

黒子
・・・あとは待つだけですね。

18hours later

 

吸水実験結果

 

ぱりとん君
じゃあ、両方とも水拭きしてみて。

黒子
御意。

 

duster

 

ぱりとん君
パリトーンは綺麗に消えたね。特に浸み込みは確認できないね。

黒子
は。

ぱりとん君
ダコタマホガニーの方は?

黒子
この様に。

 

ぱりとん君
やっぱり少し浸み込んでるね。

黒子
ダコタマホガニーの吸水率は0.14%とされてます故、その違いかと。

ぱりとん君
そうだね。パリトーンなら白色でも浸み込み汚れが確認できなかった事もわかったし、いい実験結果だったね。まさに百聞は一見しかず!

黒子
では、今回の実験は成功という事で?

ぱりとん君
もちろん!それにこれからもいろいろな実験をやっていくからよろしくね

黒子
次回のご予定は?

ぱりとん君
良く聞かれる人工大理石と一緒に防汚実験、キッチンでも使うから耐熱もしたいね。

■実験結果■

【実験内容】
着色水溶液による吸水実験

【対象物】
PSホワイトvsダコタマホガニー

【実験方法】
⑴色水溶液を滴下し、18時間放置。
⑵やわらかい布で水拭き。
⑶目視にて浸み込みを確認。

【結果】
パリトーンは拭き取りで汚れを除去。染み込みの確認はできず。
御影石のダコタマホガニーには染み込みを確認。

【ぱりとん君の一言メモ】
パリトーンは吸水率0.0%だけど、ダコタマホガニーは0.14%。
その差がハッキリと出たと言えるね。

 

博士
ぱりとん君の実験室は、原則当社内にて行っております。
実験の結果・測定についてなんら保証するものではございません。